ポスターには力強いメッセージが大きく記され、若かりし頃のRIKACOが凛々しい表情で正面を向いている。 オカモトがこの広告を出したのは、1993年。RIKACOは独身で、25歳だった。 当時、クラブやディスコが人気だった。若者たちは夜な夜な集まっては踊り、楽しんでいた。RIKACOは、広告モデルに起用された経緯をこう振り返った。 「大人気だったクラブ芝浦ゴールドで、エイズ撲滅キャンペーンをやりたくて、condomで有名な岡本理研(オカモト)さんにプレゼンしに行き、広告モデルに起用していただきました」 「本当ありがたい話」 「多くの人が命を落とし、みんな落ち込み大変だった」 かつてエイズは「不治の病」と言われていたが、いまはそうではない。治療が劇的に進歩し、症状をコントロールしながら、普通の生活を送ることが可能になっている。 「何か若者のために自分ができることがあるなら、やるしかないという思いでアクション!」 クラブイベントでコンドームを無料で配ると、大盛り上がりだったそうだ。 「思いたったらじっとしていられないのは変わらない😆アクションのみです👍今思えばかなり大胆な広告とイベントだったよね😆」 ファンたちからも「りーちゃんこれすごく覚えてる。今も昔もブレないりーちゃんが素敵です」「当時も今も素敵で憧れです」「当時女の子が持ってもいいんだってこと。めちゃくちゃ勇気をもらいました」といった称賛の声が寄せられている。

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